外壁塗装の契約書で注意する点は?

公開日:2020/07/15

沖縄県内で外壁塗装を考えている場合、業者選びからスタートしその後正式に契約を結ぶ業者を1つ決めていきます。契約を結ぶ段階では契約の書面を交付しますが、この契約書は非常に重要になります。そこの内容に書かれていることに契約が拘束されてしまうためです。契約書の中で気をつけておいた方が良いところを事前に理解しておきましょう。

金額に関してはとても重要になる

契約書の中で最も重要なことの1つと言えるのは、外壁塗装の金額になります。金額は、契約書に定められている内容に拘束されますので、その契約の書面を交付する前に口頭で金額を約束したとしても、業者としては契約の書面に書かれている内容の請求をすることになるでしょう。

例えば口頭で外壁塗装の費用は50万円になると言われたため契約を結んでみたところ、契約書には80万円と書かれてあるとすれば80万円請求されても文句を言えません。絶対に覆せないわけではありませんが、これを覆すために弁護士費用等が必要となり余計な出費が発生します。そのため契約書に記載されている費用を確認することが必要です。

これに加えてもう一つ重要になるのは、追加料金が発生するかどうかです。追加料金が発生する場合とは、例えば実際に工事が始まってから重大な瑕疵に気づいた場合です。このような場合、追加料金を請求する業者もあります。追加料金を請求するといっても、どのような理由で請求するかを確認しておきたいところです。

文言が曖昧な場合には、具体的に業者に聞いておきましょう。ただ普通に考えれば、途中で追加料金が発生することは滅多にないと言えるでしょう。

塗装にかかる期間なども確認しておくこと

外壁塗装をする場合、1日や2日で終わるわけではありません。比較的長期戦になることが多く、2週間位の時間を要することになります。この事実を知っていれば良いですが、もしこの事実を知らない場合には計画を組むことができません。少なくとも外壁塗装中は、窓を開けることも難しいだけでなく、洗濯物を干すことも難しいです。

また旅行などをする場合も、塗装期間中は可能な限り避けなければいけません。契約期間が10日前後と書かれている場合は少し長めにかかると考えておきましょう。なぜなら、雨などが降っている場合外壁塗装をすることができないからです。

例えば契約を結び塗装がスタートしてから完了するまで3日間ほど雨が降ったとすれば、少なくとも3日程度は工事の完了が遅れると言うことになります。特に沖縄では雨が多い梅雨の時期などは、長期的に雨が降る可能性があり塗装が進まないことが考えられます。

つまり契約書の数字を鵜呑みにするだけでなく、依頼者側は少し余裕を持って日程を考えておくと良いでしょう。

クーリングオフも一応確認しておくこと

クーリングオフに関する規定も契約の書面に書かれている可能性があります。クーリングオフは、訪問販売等に適用されるため、業者側が自宅に訪問をし契約を結んだ場合に適用されると考えてよいでしょう。

一方で、インターネット上のホームページを見て、顧客側がその業者を選んだ場合にはクーリングオフ制度は関係ないと考えてよいでしょう。

 

外壁塗装をする場合には、その契約書の内容はとても大事になります。そして特に金額に関しては、いくら事前に口頭で安い金額であることを聞いたとしても、最終的には契約書に書かれている金額に拘束されることになります。

後は、塗装期間に関しても確認をしておくと良いです。契約の書面には、塗装するまでどれぐらいの時間がかかるか書かれています。もちろん雨が降る場合もありますので、少し長めに工事期間を設定しておいた方が良いでしょう。訪問販売で業者に出会った場合には、クーリングオフが適用されます。

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