外壁塗装にはユメロックがおすすめ?塗料の特徴と魅力をご紹介!

公開日:2022/05/01


外壁塗装の悩みどころといえば塗料選び。価格や耐用年数、環境への優しさなど、考えるべきポイントが多く、悩んでしまうことでしょう。そんな場合におぼえておきたいのが「ユメロック」、従来の塗料の良い所取りともいえる、長所を数多く持っている塗料です。現在はそれほど一般的ではありませんが、これからは人気の高まりが予想されます。

ユメロックとは

大手塗料メーカー「ロックペイント」が手がける、塗料のシリーズが「ユメロック」です。聞きなれない「シリコンウレタン系」に属するユメロックは、シリコンとウレタンそれぞれの長所をあわせ持つ未来型塗料ということができそうです。

■シリコンウレタン系とは?

乾燥後に膜を形成し下地を保護することは、塗料の大切な役割の一つですが、塗膜を作る樹脂の成分で、塗料はシリコン系やウレタン系など、いくつかのタイプに分類されます。一番人気の塗料はシリコン系、厳しい自然環境にも耐えるタフさと、環境への優しさが主なメリットです。しかし塗膜が硬いことがデメリット、環境によってはひび割れが起こることもありました。

そこでロックペイントが行ったのが、ウレタン系塗膜のメリットである柔軟性・密着性を加えることです。その結果シリコン系とウレタン系、両方のメリットを備えたユメロックが開発されたのです。

ユメロックの魅力

シリコン系とウレタン系、両方のメリットをあわせ持つことで、ユメロックは魅力ある塗料となっています。

■親水性の塗膜で汚れを落とす

ユメロックが作る塗膜は、親水性となっています。水と馴染みやすくなっており、塗装面に付着した汚れを雨で洗い流す仕組みです。親水性の反対語は撥水性、水を弾いてしまうので、雨水だけでは汚れを洗い流しにくいとされています。

■人にも環境にも優しい

また、低ホルムアルデヒドにより「F☆☆☆☆(フォースター)」を獲得した、人への影響が少ない塗料です。原料には鉛やクロムなど重金属が含まれておらず、環境負荷が軽い塗料となっています。

■幅広い用途

油性塗料となっていますから、水性塗料が苦手にしている金属などの下地にも用いることができます。

■豊富なカラーバリエーション

ユメロックのカラーバリエーションは19と豊富にあるので、お好みの一色を見つけることができるでしょう。

ほかの塗料との比較

シリコンウレタン系塗料のユメロックは、高い耐候性やニオイがマイルドという従来の塗料にはない特徴を持っています。ほかの塗料と比較することで、特徴がより明らかになるでしょう。

■シリコン系塗料を上回る耐候性

ロックペイントの行った耐候性試験では、シリコン系塗料を上回る結果となりました。シリコン系塗料の耐用年数は一般に10〜15年とされていますが、それよりも長い期間、外壁を美しく保ち、下地をガッチリとガードしてくれることが期待できます。ウレタン系塗料の7〜10年を大きく上回ることはいうまでもありません。

■油性塗料なのにニオイがマイルド

有機溶剤(シンナー)のニオイで敬遠されがちな油性塗料は、一方で下地を選ばないことや乾燥が速いなど、優れた性質を持っています。ユメロックは油性塗料でありながら、従来のものよりニオイがマイルド。家に暮らす方やご近所の迷惑になりにくい塗料となっています。

 

一番人気のシリコン系塗料にウレタン系塗料の長所を加え、油性塗料のニオイを弱める。こんな良いとこ取りの塗料がユメロックです。外壁塗装を検討しているなら、ぜひユメロックによる塗装も候補に入れ、見積もりを取る価値があるといえそうです。耐候性が高いということは、沖縄特有の強い日差しにも長期間耐えてくれるということ。にもかかわらず、従来型の塗料とそれほど変わらない価格も魅力なのです。

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