【沖縄】外壁塗装工事に評判の業者おすすめ15選をご紹介!屋根や住宅塗装・防水工事にも対応の会社を厳選!

放置するのは危険?チョーキング現象とは何かわかりやすく解説!

公開日:2022/07/15  最終更新日:2022/06/21


たとえば古いガードレールに触れたら手が真っ白に!これはチョーキング現象と呼ばれるもので、お家の外壁でも起こります。チョーキング現象は塗装が劣化しているというサインであり、そのままにしておくと、お家の劣化を早めるかもしれません。手が汚れやすくなるだけではありませから、いち早い再塗装が必要になります。

チョーキング現象とは

ご自宅の外壁の状態を調べるには、まず表面を手で触ってみましょう。白く汚れたらチョーキング現象が起こっている証拠、白い粉がチョークのように見えることから名付けられました。

■白い粉の正体は顔料

白い粉の正体は塗料に含まれている顔料、外壁に色をつける役割を担っています。顔料を外壁に定着させているのは樹脂、同時に塗膜を作ることで、水分や日光から外壁を守り、外壁自体が劣化するのを防いでいます。塗膜がしっかりしている間、顔料は樹脂の中に閉じ込められていますから、チョーキング現象が起こることはありません。

■チョーキングは塗膜劣化のサイン

外壁塗装をおこなってから時間がたつと、樹脂が劣化していきます。原因は主に太陽光や雨風なのですが、劣化した樹脂は顔料を閉じ込めておくことができなくなり、チョーキング現象が起こるのです。チョーキング現象は、外壁を守っている塗膜が劣化しているサインと考えることができるのです。

■原因は施工不良かも?

主に塗膜の経年劣化で起こるチョーキング現象ですが、外壁塗装から数年で発生するケースもあります。この場合の原因として考えられるのは施工不良、塗料の希釈の失敗や撹拌(かくはん)不足、十分な量で塗装がおこなわれなかったことなどが原因かもしれません。約束の耐用年数より、大幅に短い期間でチョーキング現象が見られたなら、施工した業者に連絡し対応を依頼してください。

チョーキング現象を放置するリスク

チョーキング現象は、塗膜が劣化したというサインです。劣化した塗膜は、水分や日光から外壁を守る役割を果たせなくなり、内部の鉄筋が腐食するのを早める原因になるのです。内部を守ることができなくなり、骨組みが劣化することについては、サイディングを用いた木造建築でも同じです。

■鉄筋が劣化してしまうかも!

沖縄で多く見られるコンクリート造の外壁は、水を通しやすいという弱点があります。コンクリートには、目に見えない小さな穴がたくさん空いていますから、水が染み込みやすいのです。すると起こるのがコンクリートの中性化です。本来アルカリ性のコンクリートは、内部にある鉄筋が、酸化・腐食するのを防いでいますが、中性化したコンクリートは鉄筋の劣化を早めてしまうのです。

チョーキング現象が起こったときの対処法

新たに外壁塗装をおこなうことで、再び頑丈な塗膜を作ります。新しい塗膜は下地をしっかりと守ることができますから、コンクリートの中性化や鉄骨の腐食を遅らせることができるでしょう。

■同時におこなわれる下地補修

チョーキング現象が起こるころには、下地に細かなヒビ(クラック)が見つかるなど、ほかの劣化も起こっていることでしょう。再塗装の前には、汚れや古い塗膜を洗い流すとともに、劣化した下地の補修もおこなわれます。

■屋根の点検も必要かも

外壁の再塗装と同時におこなったほうがいいのは、屋根の防水性の点検・補修です。2階建ての建物なら、再塗装には足場を組む必要があり、屋根の点検・補修にも好都合なのです。屋根の防水性の低下は、雨漏りだけでなく、内部にある鉄骨の劣化につながります。外壁の再塗装とあわせて屋根の心配ごともスッキリさせてしまいましょう。

 

チョーキング現象は、外壁を守る塗膜が劣化しているサインです。そのままにしておくと、下地の劣化(コンクリートなら中性化)が進んでしまい、鉄骨など家の骨組みも劣化してしまいます。せっかく建てた家に長く住み続けるためには、チョーキング現象を放置せず、再塗装をおこなう必要があるのです。

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