外壁塗装中の防犯対策を考えよう!

公開日:2020/02/15

外壁塗装の工事中は、空き巣に入られやすくなります。そのほかにも放火や不正侵入などの可能性が出てきます。施工期間中はしっかりと防犯対策をすることが大切です。簡単にできる対策についていくつか紹介します。外壁工事の予定がある人はできる限りの対応を取って、犯罪が起こるのを防ぎましょう。

足場からの侵入に気を付けよう

外壁塗装は高い場所でおこなうために、ほとんどの場合足場を組み立てます。しかしながらその日の工事が完了して業者が帰った後も、足場はそのままです。

足場というのは大工さんが仕事しやすいように組み立てられているので、誰でも簡単に登ることができます。そのために、足場を利用してベランダなどから空き巣に忍び込まれるケースが多いのです。防犯対策として、足場からの侵入を出来る限り防ぐことが大切です。

まず、工事をしていない間は足場の周囲をフェンスでしっかりと囲ってしまいます。そして南京錠などを掛けて誰も侵入できない状態にしてしまうのです。この作業は業者によっては頼まなければしてくれない所もあります。事前の打ち合わせで、業者不在の間のフェンス設置についてお願いすることを忘れないようにしましょう。

また足場周辺の養生シートも不審者が隠れるには絶好の場になります。養生シートの中にも入れないように、入口を塞いでしまうなどの策を取りたいものです。

とにかく戸締りは念入りにおこなうことが大切

工事中の防犯対策の基本となるのが、建物の戸締りです。外壁塗装の工事中はどこから忍び込まれるか分かりません。念には念を入れて、小さな隙間であっても油断せずに戸締りすることが大切です。ベランダの窓は勿論のこと、トイレやお風呂の小窓も留守にする間は鍵もきちんとして閉めて出かけるようにします。

勝手口がある家は、勝手口の錠も忘れずに掛けておきましょう。そのほか、ガレージや1階部分のシャッターも閉めておきたいものです。窓部分に関しては、ウインドロックを窓に使用すれば窓がしっかりとロックされて開かなくなります。

ウインドロックは街のホームセンターなどでも販売されており自分で取り付けが可能です。近年の空き巣はあの手この手を使ってきますので、万が一のことも考えてウインドロックも使うことがおすすめです。

防犯センサーを設置してもらおう

不審者が近寄った際に点灯したりブザーが鳴ったりするのが防犯センサーです。さまざまなタイプがあり、センサーを足場周辺や建物の死角に設置することで犯罪を防げます。外壁塗装工事では、業者によっては工事中こうしたセンサーを貸し出してくれる所もあります。

ほとんどの場合は有料となりますが、何らかの被害に遭ったときの損害やダメージを考えれば安いものです。防犯センサーがあれば、工事依頼主だけでなく近所の人も不審者に気付くことができるメリットがあります。不審者を侵入させないためのグッズとして、アラームや防犯カメラなども候補に入れてみましょう。

アラームは不審者を威嚇して侵入しにくくする効果があります。防犯カメラにおいても監視カメラ付きであれば、たとえ犯人が逃げてしまっても後からカメラ画像で犯人像を探せます。アラームも防犯カメラもいろいろな種類があるので、工事現場の環境に適したものを探して設置したいものです。

 

外壁塗装工事の間は、不審者の侵入を防ぐために何より留守中の戸締りは念入りにおこないましょう。さらに足場や養生周辺にフェンスを設置し、アラームやセンサーカメラを上手に活用すれば安心です。

こうした防犯対策は、どのような方法を取り入れるのが最も効果的であるのかを業者と事前に打ち合わせすることが大切です。素人では分からないこともありますし、業者に何でも相談してみましょう。工事中の防犯についても真摯に向き合ってくれる良心的な業者選びをしたいものです。

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