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外壁におけるカバー工法とは?どんな家に向いているの?

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/05/10


「カバー工法」をご存知でしょうか?塗装の剥げや黒ずみ、ヒビなどが気になるなら、試す価値があります。塗装よりも耐久性が上がりますし、費用も安く抑えられるからです。しかしカバー工法には向き・不向きがあり、必ずしもカバー工法ができるかどうか分かりません。この記事では、カバー工法の特徴やどんな家に向いているのかをご紹介します。

外壁のカバー工法とは

ここでは外壁のカバー工法について、まとめています。カバー工法とは、そもそも何なのでしょうか?

■「重ね張り」する工事法

外壁のカバー工法とは、すでに存在する外壁のうえに新たな素材を「重ね張り」する工事法を指します。サイディング・ALC・モルタルなどの古くなった外壁に使える工法で、デザインを一新できるのが大きな魅力です。

■主に使われる素材は何か?

サイディング材として、軽量な金属製のサイディング材が使われるケースが多いです。その理由は、重い素材を使うと重量増加によって、建物の耐震性が下がってしまうことにあります。

カバー工法が向いている家の特徴

自宅をメンテナンスする際、塗装以外に別途補修費が発生しそうな損傷が見つかることがあります。そのようなケースでは、当然ですが合計金額が塗装よりも高額になってしまうでしょう。

そして、以下のような家は高額な補修費用が発生しがちなので、カバー工法が向いているといえます。

■ひび割れ(クラック)がある

3mm以上の幅のひび割れ(クラック)があり、なおかつ一部だけでなく外壁全体にひび割れのある家です。このような家は、カバー工法が向いています。

■膨らみが目立つ状態である

ここでいう膨らみというのは、過去に塗装した場所に不自然な盛り上がりがある状態を指します。この盛り上がりが何か所もあり、なおかつ盛り上がった場所が割れたり塗装が剥がれたりしていたら、カバー工法でリフォームした方が良いでしょう。

■塗膜の剥がれが目立っている

外壁に触れるだけで塗装がパリパリ剥がれ、なおかつ剥がれが全体に広がって下地が見えている状態は、非常に危険です。このような塗膜の剥がれが目立っている場合、カバー工法が向いています、

■カビやコケがひどい

ある程度のカビやコケは、高圧洗浄で洗い流せます。しかし、あまりに深い部分までカビやコケが浸透していると、洗浄では落とし切れないのです。もし、そのようなひどい汚れが外壁全体に広がっている場合、カバー工法を試しましょう。

■穴・凹み・欠けなど

外壁の表面はもちろん、穴が空いたり凹んだり欠けたりと、家自体が部分的にだけど壊れている。または、素人目で見ても明らかに外壁が傷んでいるという場合は、カバー工法がおすすめです。

■張り替え工事という方法も

カバー工法の他に、張り替え工事という方法もあります。しかし、張り替え工事では傷んでいる部分はすべて交換するため、結果的にはカバー工法より高くなってしまいがちです。そのため、家の傷み具合をしっかりと確認し、補修費が思った以上に高額になりそうと感じたら、カバー工法を検討することをおすすめします。

カバー工法のメリット・デメリット

ここではカバー工法のメリットと、デメリットについてまとめています。

■メリットについて

カバー工法のメリットは、以下の四つです。まず、2週間前後で工事が完了するため工期が短く済むこと、塗料の種類によっては費用を安く抑えられること、予算に合わせた塗料が選べること、自分が本当に気に入った色を選べることとなります。

■デメリットについて

カバー工法のデメリットは、以下の四つです。まず、外壁の耐震性が下がってしまうこと、限られた材料しか利用できないこと、そして外壁が重くなってしまうこと、劣化がひどすぎる外壁には使えないこととなります。つまり、メリットと同じ数だけデメリットがあるのです。

 

外壁におけるカバー工法と、どんな家に向いているのかについて、ご紹介してきました。カバー工法は「重ね張り」をする工事法で、主に軽量な金属製のサイディング材が使われます。

そして、不自然な膨らみやひび割れ、洗浄では落ちないほどの汚れなど全体的に損傷がひどく、塗装とは別に補修費用が高額になりそうな家に向いているのです。遮音性などに優れているといったメリットもあるので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

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