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外壁塗装に使用される塗料がインコに与える影響とは?対策を事前に考えておこう!

公開日:2023/06/01  最終更新日:2023/04/07

外壁塗装 インコに与える影響

外壁塗装は、有機溶剤に溶けた塗料を塗るのが一般的です。この有機溶剤は、人間だけでなくあらゆる生物にとって有害な物質といえます。これは特にペットを飼っている方にとっては大きな問題でしょう。ここでは外壁塗装に使用される塗料がインコに与える影響、インコ飼育時に外壁塗装を行う際の注意点について解説していきます。

外壁塗装に使用される塗料がインコに与える影響

外壁塗装に使用される塗料がインコに与える影響を考える前に塗料について少しお話ししましょう。塗料はさまざまな物で構成されますが、それは主に樹脂、顔料、添加剤になります。樹脂は塗料の性能を安定させ耐久性を上げるために入れられます。アクリル、フッ素などさまざまな機能や耐用年数を持つ製品があります。顔料は、塗料の色を出すためのものです。添加剤は、塗料に液だれ防止、表面保護、潤滑、防腐、保存性能の向上、消泡、艶消しなど実に多彩な機能を付与するために入れられます。

これらのものは固体なので、そのまま壁に塗っても剥がれ落ちてしまいますので、塗料を壁に密着させ、塗料を固定させるには水か有機溶剤を混ぜる必要があります。皆さんは水性塗料と油性塗料という言葉を聞いたことがあると思いますが、上記の構成物を水で溶いたものを水性塗料、有機溶剤で溶いたものが油性塗料となります。水性塗料は、安全性、保存性に優れ、近年使用量が多くなっている塗料です。油性塗料は耐久性に優れ、すぐ乾く性質があります。かつて使用される塗料のほぼ全てが有機溶剤と言われるような時代もありましたが、時代の変化と共に水性塗料も油性塗料に負けないくらいの性能を発揮できるようになりました。

今回特に問題になるのは、この油性塗料になります。上記の通り油性塗料は有機溶剤で塗料の原料を溶かします。有機溶剤は、長く吸いすぎると人間でもめまい、吐き気、動悸、中毒症状という影響を及ぼします。特に人間よりはるかに小さいインコなどの鳥類はその影響を受けやすいと言われ、実際に死亡例も報告されています。塗装の際には、特別な配慮が求められるのは明白でしょう。

なお、「では、水性塗料を使用すれば問題ないでしょう」という方もいると思いますが、それは違います。確かに、水性塗料は主成分を水で解きますが、有機溶剤に当たる成分が含まれていないわけではありません。有機溶剤の量が油性塗料に比べて少ないが含まれてはいることを覚えておきましょう

インコ飼育時に外壁塗装を行う際の注意点

インコ飼育時に外壁塗装を行う際の注意点としては、物理的に距離を置くことが有効です。塗装の期間は他人やペットショップに預けたり、別の場所に住んだりすれば、影響は皆無と言えます。

それが難しい場合は、まず塗料を水性塗料にすることをお勧めします。理由は上記のように生物への影響を最小化するためです。より安全性の高い製品を選択することで危険性を軽減します。ただし、水性塗料は上記の通り、油性塗料と比較して耐久性に劣る側面がありますので、何を優先するのか考慮して製品を選択するようにしましょう。

さらに、鳥籠を家の中に取り込み、できるだけ家を閉め切って外気から流れる有害物質を家の中に入れないようにしましょう。一番出入りが多い玄関からできるだけ離れた場所に鳥籠をおくのも有効と言えるでしょう。

まとめ

外壁塗装に使用される塗料がインコに与える影響、インコ飼育時に外壁塗装を行う際の注意点について解説してきました。外壁塗装にリスクはつきものですが、事前にリスクを回避することはできます。塗料の選択、作業期間の過ごし方、対応の仕方によってそのリスクを大きく減じることが可能であることがわかりましたね。上記を参考に外壁塗装時に大切なインコを守るためにできうることを検討して見てください。

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