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モルタル外壁の特徴とは?メンテナンス方法について解説!

公開日:2022/03/01  最終更新日:2022/04/07

近年ではサイディングが主流となりましたが、それ以前は外壁といえばモルタルでした。モルタルとはセメントに砂と水を加えたもののことで、メリットも多かったのです。そして造られてからしばらくたったモルタルは、メンテナンスが必要なもの。古いお家もよみがえり、安心して住み続けることができるでしょう。

モルタル外壁とは

モルタルとは1980年代ころまで主流だった外壁材です。防水を施した外壁の上にラスと呼ばれる金網を張り、セメントに水と砂を一定割合加えたモルタルを塗っています。ちなみにセメントに水と砂そして小石を加えたものがコンクリート、水だけを加えたものがセメントと呼ばれています。

モルタル外壁は、すべての工程が職人さんの手作業によるため工期が長くコストがかかる反面、個性的な仕上がりになるでしょう。現在では主流ではないとはいえ、根強い人気のある外壁材といえます。

モルタル外壁のメリット・デメリット

吹き付けタイル(ボンタイル)やリシン、スタッコなど、バリエーション豊かな仕上がりがメリットです。中でも職人さんがコテで模様をつけていく左官仕上げは、モルタル外壁でしか楽しめない味わいでしょう。サイディングと違ってボード同士のつなぎ目がないのも、モルタル外壁のよさといえます。その一方でコストがかかる、汚れやすいなど、いくつかのデメリットがあるのです。

■水に弱く、ひび割れが発生しやすい

モルタル外壁を塗装する理由は、見た目をよくするためだけではありません。塗膜で外壁表面を、水分から守っているのです。水分を吸収したモルタルは、ひび割れを起こしやすくなります。長期間メンテナンスしないでいると、ひび割れから侵入した雨水が、家の骨組みまで劣化させてしまうでしょう。

モルタル外壁を手で触ってみて、チョークのような粉が付くなら再塗装のサインですが、ひび割れが起こっているようなら「張り替え」や「重ね張り」によるメンテナンスが必要かもしれません。

モルタル外壁のメンテナンス方法

「張り替え」「重ね張り」「塗り替え」、3通りのメンテナンス方法があります。ダメージが大きいなら張り替え、小さいなら重ね張り、これまでもメンテナンスを行い状態がよいなら塗り替えがおすすめです。

■張り替え工事

劣化したモルタル外壁を撤去し、新しくサイディングを施工するメンテナンスです。劣化が進み家の骨組みまでダメージが進んだ場合におすすめです。

メリットは既存のモルタルをはがすことで、内部のダメージを修理できること。モルタルのかわりに軽量のサイディングを施工するため、家の骨組みにかかる負担が軽くなることです。

■重ね張り工事

既存のモルタル外壁を、新しいサイディングで覆うメンテナンスです。劣化がモルタルで止まっており、骨組みまで進んでいない場合におすすめ

メリットはモルタルを撤去しないので張り替えよりコストを抑えられること。デメリットはサイディングを重ね張りする分、外壁が重くなり、家の骨組みに負担がかかることです。

■塗り替え工事

細かいひび割れ「クラック」程度のダメージしかないモルタル外壁におすすめのメンテナンスです。塗装を行うことで、モルタルに雨水が染み込むことを防ぎます。

メリットは3つのメンテナンスの中でもっともコストがかからないこと。これからも外壁塗装を行い続けることで、モルタルを長持ちさせることができるでしょう。

 

モルタル外壁のメンテナンス方法は「張り替え」「重ね張り」「塗り替え」の3種類。ダメージによっておすすめが変わります。昭和のころからノーメンテで来たモルタル外壁には、たいていひび割れができてしまっているもの。張り替えや重ね張りが必要かもしれません。

ただし一旦手を入れれば、安心して住み続けられるのが家。建て替えに比べれば、軽いコストで済んでしまうのも魅力です。

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