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サイディングってどんなもの?種類やメリット・デメリットを解説!

公開日:2022/02/15  最終更新日:2022/03/01


新築やリフォームの際、外壁になにを選ぶかは大きなポイントです。近年はサイディング外壁がひろく普及するようになりました。しかし、サイディングとはそもそもどんな素材なのか、どういったメリットやデメリットがあるのかなど、詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな疑問をわかりやすく解説していきます。

サイディングとは

サイディングとは、建物の外壁材の一種です。外壁材には、サイディングのほかにもモルタル、タイル、ALCなど種類があり、またサイディングのなかにも、窯業系サイディング、木質系サイディングなどいくつか種類があります。

サイディング外壁は、壁の広さに合わせてカットした「サイディングボード」を張り合わせてつくります。他の外壁素材と比較して優れた点がたくさんあるサイディングは、現在日本住宅のほとんどに採用されていますが、なかでもとくに普及しているのは窯業系サイディングです。以下の項目で、サイディングの種類を詳しく見ていきましょう。

サイディングの種類

サイディングには、
①窯業系サイディング
②木質系サイディング
③樹脂系サイディング
④金属系サイディング

と全部で4種類あります。このなかでもっとも一般的なのが、窯業系サイディングです。外壁の機能としてとくに大切なのは防水性ですが、他にも耐久性、防汚性、遮音性、断熱性、耐震性などさまざまな機能を考慮する必要があります。サイディングの種類(素材)によって、どの機能が優れているかは変わってきます。

窯業系サイディング

現在、日本住宅の外壁シェアの70%を占めているのが、セメントと繊維質を主原料とする窯業系サイディングです。防水性や遮音性をはじめ、機能性が総合的に高いことから、とても人気のある外壁材です。また施工が容易で工期が短く済む・比較的メンテナンスがしやすい、といったメリットもあります。デザイン性が高く、色や柄のラインナップも豊富です。

木質系サイディング

その名の通り、素材に木材を使った外壁材。天然木などを使用しているため、防火性や防汚性が他のサイディングより劣りますが、最近は表面に不燃処理を施すことで耐火性などを兼ね備える木質系サイディングも増えています。定期的なメンテナンスは必要ですが、木のぬくもりを感じて暮らしたい方にはおすすめです。

樹脂系サイディング

素材に塩化ビニル樹脂を使っている樹脂系サイディングは、耐久性や防水性に優れ、寒さにも強いことから、寒冷地方を中心に普及しました。重量が窯業系サイディングのおよそ10分の1と、非常に軽量なのも特長のひとつです。雨漏りの心配が少ない・ひび割れしにくいといったメリットもあります。耐火性がやや低くカラーバリエーションが少ないため、日本での普及率はあまり高くありませんが、北米では約50%のシェア率を誇る人気の外壁材です。

金属系サイディング

金属板を成形・加工して柄付けし、裏打材に断熱材を用いています。断熱性や防水性、耐久性などが高く、軽量で取扱いやすいことから、施工性も高い外壁材です。金属系サイディングにはスチール系、アルミ系、ステンレス系と3種類あり、コストや機能性はそれぞれで異なります。

サイディングのメリット・デメリット

サイディングは、現在の日本住宅においてもっともよく用いられている外壁材ですが、以前はモルタルが主流でした。コンクリートと砂を配合した「モルタル材」を塗布してつくるモルタル外壁は、強度が高い・表面につなぎ目がなく補修が容易、などのメリットがある反面、施工時間やコストがかかる・ヒビが入りやすい、といったデメリットもあります。

これに対してサイディングボードを張ってつくるサイディング外壁は、施工時間を抑えることができ、また素材のコストも安いので、初期費用を安くできます。いずれの種類も耐久性に長けており、とくに窯業系サイディングの機能性は非常に高いといえるでしょう。

こうしたメリットの一方で、メンテナンスコストがかかるなどのデメリットも存在します。サイディング外壁は表面につなぎ目があるため、つなぎ目を埋めるためにコーキング材(充填材)を使用します。このコーキング材が劣化したり、サイディングそのものが劣化したりすることで、大がかりなメンテナンスが必要となるのです。木材を使用している木質系サイディングは、とくにこまめなメンテナンスが必要となります。

サイディングのメンテナンスの周期

サイディングの最適なメンテナンス周期は、サイディングの種類、気候、立地条件、家の形状などにより変わってきますが、一般的には約10年といわれています。サイディングそのものが劣化していなくても、つなぎ目に施されたコーキング材が紫外線などで劣化していることがあるため、施工会社による定期点検は欠かせません。

またご自身でも定期的に確認し、チョーキング(触ったときに手に白い粉がつく現象)や、表面のクラック(ひび割れ)などがあれば、早めに対応しましょう。

 

高い機能性をもち、初期費用も安いことから、日本住宅の外壁材として人気を誇るサイディング。窯業系サイディングや樹脂系サディングなどさまざまな種類があり、候補として考えている方も多いことでしょう。とくに窯業系サイディングはラインナップも豊富なので、どれにするかを選ぶ楽しみもあります。一方で、サイディング外壁はメンテナンスコストが高くつきやすいことも念頭においておく必要があります。初期費用だけでなくトータル的なコストも考慮しながら、ご自宅に最適な外壁材を選んでみてください。

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