沖縄では防水塗装が必須?防水機能の必要性や注意点をご紹介!

公開日:2022/09/01


家は完成をピークに少しずつ劣化していくため、外壁や屋根、住宅設備などのメンテナンスが必要になります。また、塗装によるメンテナンスは地域の特性を理解し、気候や環境に合うメンテナンスを行う必要があるでしょう。そこで本記事では、沖縄の防水塗装事情や防水塗装の特徴、注意点について解説します。

沖縄の外壁塗装事情

沖縄といえば温暖な気候と青い海と空をイメージするでしょう。しかし、沖縄は人気の旅行スポットである反面、台風の被害が多い場所でもあります。毎年台風シーズンになると、沖縄に台風が何度も直撃するのをニュースで聞くでしょう。

台風被害の多い沖縄の1年間の台風接近数は7.4個が平均となっています。本州にいると年に数回しか台風が接近しないイメージがあるかもしれません。しかし、沖縄では毎年平均して7回ほど台風が接近するのです。そのため沖縄では、台風に強い家づくりをしているのが特徴で、鉄筋コンクリートの住宅の割合が90%を超えています。本州では木造住宅が多いので、沖縄ならではの特徴といえるでしょう。

また、沖縄の住宅は屋上が多いのも特徴の一つです。片流れや寄棟など傾斜のついた屋根とは異なり、フラットな屋根は防水工事が欠かせません。また、コンクリートはひび割れやコンクリートの爆裂なども発生しやすく、放っておくと住宅内に雨水が侵入してしまいます。そこで沖縄で外壁塗装をする際は、防水機能のついた塗装が必須といえるでしょう。

防水塗装の特徴

防水塗装とは、防水機能を高めるために塗装をすることです。防水性の高い塗料を使用し、水に強い層ができるように塗装します。よく混同されがちなのが、防水工事と防水塗装ですが、まったく別の工事なので注意しましょう。防水塗装は外壁塗装の中でも、防水性の高い塗料を使って行われる施工を指します。

一方、防水工事は、水の侵入を徹底的に防ぐために行われる工事です。防水性のある塗料またはシートを施工し、施工した箇所に水を通さないようにするのです。つまり、すでに雨漏りが発生している、屋上のコンクリートがひび割れているといった場合には防水工事が必要になるでしょう。

一方、とくに雨漏りなどは発生しておらず、外壁のメンテナンス時期であるという場合は防水塗装をするケースがあります。外壁ときちんと保護しながら、なおかつ水にも強い外壁にしたいという場合は、防水機能のある塗料を選び、防水塗装をするとよいでしょう。

防水塗装の注意

せっかくお金をかけて施工するなら、失敗しない防水塗装をしなければなりません。まず防水塗装では、きちんと防水機能を発揮するためにムラなく塗料を施工する技術が必要です。また塗料が多すぎたり、少なすぎたりすると充分な効果を発揮できないため、塗料の量を調整する必要もあるでしょう。

さらに、外壁に損傷がある場合、いきなり塗料を塗るのではなく、いったん補修しなければなりません。つまり防水塗装にはさまざまな注意点があり、技術のある専門業者を見極めて依頼することが大切です。また、費用を安く抑えようとDIYするのはおすすめしません。状態を悪化させてしまったり、充分な防水効果が発揮できなかったりする可能性があります。

まとめ

沖縄は観光地として人気の場所ですが、台風が多い地域でもあります。そのため、沖縄になる住宅の大半は鉄筋コンクリートで作られており、なおかつフラット屋根が多いのが特徴です。コンクリートはひび割れしやすいうえ、フラット屋根は雨漏りしやすいため、屋根や外壁のメンテナンスをするときは防水塗料を選ぶようにしましょう。また、施工費用を抑えようと、DIYするのはおすすめしません。専門的な技術がないと施工するのは難しく、状態を悪化させてしまう可能性があります。

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