外壁塗装時のトラブルを未然に防ぐ方法とは?依頼前に把握しておこう!

公開日:2021/11/01


リフォームの良し悪しを、素人が目視で判断するのは難しいものです。外壁塗装では、もし施工にミスがあっても発覚するまでに時間がかかり、すぐに解決できないケースも多く見受けられます。この記事では、外壁塗装リフォームにありがちなトラブル事例や、それらを未然に防ぐ方法などをまとめました。

外壁塗装時に起きがちなトラブル事例

外壁のカラーを従来のものから大きく変更する場合、注意するべきなのは「想像していた外壁とイメージが違った」というトラブルです。特にカタログなど、小さな色見本を参考にカラーを決めると、このようなイメージの食い違いが起こりやすいでしょう。

外壁塗装では面積効果の錯覚が起こりやすく、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える特性があります。彩度の高い色やダークカラーを選ぶ時などは、特に注意しましょう。また、外壁塗装は、ひと目見ただけでは工事の質を判断しにくいものです。「手抜き工事ですぐに塗装が剥がれた」「施工がずさんな上に相場よりも高い費用を請求された」など、悪徳業者によるトラブルも起こりやすいのが実情です。

工事の質に問題がなくても、養生がずさんだったり、遅い時間まで騒音が続いたりすると、近隣の住宅からクレームが入ることも。外壁塗装では、どの業者に依頼するかによってリフォームの満足度が変わりやすいため、信頼できる業者選びがとても大切なのです。

外壁塗装時のトラブルを未然に防ぐ方法とは?

外壁塗装でのイメージの食い違いを防ぐには、なるべく大きな面積でカラーを比較するのがおすすめ。過去の施工で同じカラーを使用した住宅があるなら見せてもらう、試し塗りを依頼するなど、見え方の違いを業者とよく話し合うことが大切です。日向と日陰、ツヤの有無などによっても印象が変わるので、なるべく自宅に近い環境でカラーをチェックしましょう。

悪徳業者による手抜き工事を防ぐには、工事を業者に任せきりにするのではなく、工期は予定通りか、工程は事前の説明と合っているか、足場をきちんと組んでいるかなどを自分できちんと確認するとよいでしょう。見積もりを確認する際は、「一式」と書かれている箇所の内訳は必ず説明してもらい、不明瞭な点をなくしておくことが大切です。万が一、追加で工事が発生した場合は、その場で了承するのではなく、必ず書面をもらうようにしてください。

近隣住民とのトラブルを防ぐ方法は、施工前に挨拶を済ませておくことです。特に隣の住宅との間が近い場合は、車や自転車などに飛沫が飛ばないように、安全な場所に移動してもらいましょう。騒音や臭いなどは広範囲に広がりやすいため、工事が長引く場合などは、2〜3軒先の住宅まで挨拶をしておくと安心です。

トラブルを防ぐには信頼できる塗装業者選びが大切!

業者選びは、外壁塗装のクオリティを左右する大切なポイントです。初めから1つの業者に絞って見積もりを取ると、費用の相場やサービスなどを適切に判断しづらいもの。まずは気になる業者を2〜3社ほどピックアップし、相見積もりを取るとよいでしょう。会社によって希望を変えると比較しづらいため、どの担当者にも同じ条件を伝えることが重要です。費用が安いほどよいわけでなく、担当者の雰囲気やアフターサービスの有無、こちらの希望を汲み取ってくれるかなどを総合的に判断し、信頼できると感じた業者に依頼しましょう。

 

外壁塗装で起こりうるトラブルは、イメージの食い違いや手抜き工事、高額な請求、近隣からのクレームなどです。これらを未然に防ぐには、信頼できる業者選びがとても大切です。相性がよく、コミュニケーションが取りやすいと感じる業者なら、リフォームイメージの食い違いも未然に防げるはず。最初から1つの業者に絞るのではなく、いくつかの業者に相見積もりを取り、費用やサービスなどを比較して選ぶとよいでしょう。

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