これから沖縄県で外壁塗装する場合には、様々なことを気にしておかなければなりません。
その中で比較的重要になるのはどれぐらいの期間になるかです。
なぜなら外壁塗装する場合にはご近所さんに対していつごろからいつごろまで工事をするかを伝えなければならないからです。
また、外壁塗装するときに一時的に引っ越しをする場合、その期間がわからなければいつまで賃貸を借りるか必要があるかわからず不便になります。
そこで、どれぐらいで塗装をするかを見ていきましょう。
最初の段階で外壁をきれいにする
外壁塗装の契約をした場合には、いつから工事をスタートするかを明確にしてきます。
工事がスタートした際には、まず最初に行うのは足場の設置です。
足場の設置を行う場合は、それだけで1日かかることになるでしょう。
たいていの場合は、足場専門の業者がやってきて足場を組んで夕方までには組み立て終わります。
ただ、大きなマンションやビルの場合は、足場設置だけで3日から4日ぐらいかかることも少なくありません。
一戸建てやアパートは、ほぼ1日で終わるといってよいでしょう。
次に行うのは、外壁の洗浄です。
これから塗料を塗るにしても外壁が汚ければ途中ではがれ落ちてしまうこともあるでしょう。
また、汚いまま重ね塗りをするのもあまりプロの仕事とはいえません。
さらには、ひび割れなどがある場合は高圧洗浄をかけた方が発見しやすくなります。
そこで、現在の外壁に対して、高圧洗浄機で外壁の汚れを落としていく作業があります。
これがおよそ1日かかると考えて間違いないでしょう。
下地処理を行っていくことも忘れないように
次に、下地処理を行っていく必要があります。
下地処理とは、たとえばひび割れが発生した場合などはその部分を修理しておくことです。
そのまま塗装をしてしまうと、外壁が劣化した状態で下地処理をしますのであまり塗装をする効果がなくなってしまいます。
ですが、しっかりとひび割れや壊れの部分を補修してから外壁塗装すれば長きにわたって外壁をきれいな状態で維持することが可能です。
それと同時に、塗装する場合の下準備として、マスキングを行ってきます。
これは、塗料を塗る部分と塗らない部分を分けるためにテープなどを貼り付けて塗装がはみ出さないようにするわけです。
たとえば、窓際の部分を塗装する場合には、窓に塗料が付いてしまってはいけませんので予め窓枠の床にマスキングをしてさらに窓にはビニールをかぶせることではみ出さないようにしてきます。
塗料は3回塗り重ねるのが基本になる
外壁塗装の総量は、一回だけで塗装をすればよいわけではありません。
最初は、下地の塗料を全体に塗っていくことになります。
この時だけで1日かかりますので、同じ日に重ね塗りをすることは普通ありません。
翌日になると、塗料が乾いていますので、今度は2回目を塗りはじめることになるでしょう。
そして翌日、3回目の塗料を塗って表面は完成します。
これだけで三日間かかることになりますが、おおむねまんべんなく塗装されている状態ですので、ほぼ完成に近いといってよいです。
最後に、マスキングテープなどをはがして塗り残しがないかなどを確認し問題がなければ足場を解除していきます。
これらを合わせると、10日から14日の期間がかかると考えてよいです。
ただ、雨の多い沖縄では、梅雨の時期は特に雨に気をつけなければなりません。
雨が降った日には、それ以上の時間がかかることも覚悟しておかなければなりません。
沖縄で外壁塗装する場合には、足場の設置からスタートして高圧洗浄を行います。
その後、下地処理やマスキングそして補修を行ってようやく塗料を塗りはじめる流れです。
3回重ねて塗料を塗っていき最後にチェックをして完成になります。
そこまでの期間でおよそ、10日から14日ほどになると考えて良ければよいでしょう。
ただ、雨の多い沖縄ではよく雨が降りますのでその場合には工事が中止になりさらに期間が延びる恐れも否定できません。
そのため、余裕を持って計画を立てておくことが大事になります。