外壁に亀裂・ひび割れが入ってしまう原因とおすすめの補修方法

公開日:2019/07/15

外壁は、風や雨そして紫外線の影響でさまざまな問題が生じることがあります。その中でも、比較的多くの人を悩ませている問題の一つが亀裂になります。亀裂が入ることにより、住宅の耐用年数が短くなってしまう可能性があるでしょう。

そこで、その原因について理解しておきましょう。

 

亀裂が入る原因を理解しておこう

住宅も、建築し始めたばかりのときは新品同様ですが、10年も経過するとずいぶんと汚れが出てきてしまいます。汚れだけならばそれほど問題ありませんが、亀裂が発生している場合には大きな問題になるといってよいでしょう。

そもそも、亀裂とはどのような理由でできるかといえば耐用年数が劣化し壁がもろくなっているからです。新品のときには、ほどよい柔軟性が保たれていましたが、10年も経過するとサイディングやモルタルの柔軟性も少しずつなくなってきます。

例えば、サイディングの場合には、紫外線や雨風の影響を受けるためもともと頑丈につくられているものの、時間の経過とともに劣化をすることは避けられません。特に、夏場と冬場の温度差が激しい日本では、劣化しやすくなる傾向があります。関東地方でも、関西地方でも冬場の気温が氷点下に対して夏場は35度を超えるようなところも決して珍しくありません。

そうすると、35度以上の温度差がありますので、外壁も耐えられなくなってしまう恐れが考えられるわけです。そこで、これを何とか補修する必要がありますが、一体どのように補修したらよいかが問題になります。

 

補修するときには外壁塗装すること

ひび割れの修理をする場合には、外壁塗装すると良いでしょう。塗装は、壁の色を変えるのが一番の役割ではありません。もちろん、汚れや苔などが付いてしまいそれをきれいにするために外壁塗装する必要があるのも事実です。

しかしながら、必ずしも汚れを落とすだけが役割ではなくクラックを発見しそれを補修することも役割の一つになります。仮に、クラックを補修しないでそのまま塗料を塗ったとしてもあまり塗料を塗った意味がありません。そもそも外壁の塗料を塗る意味は、住宅の色を美しくするだけでなく耐用年数を高めるためです。

ですが、クラックが発生している段階だと、雨が降ったことにより外壁の中に水が染み込んでしまい、住宅が劣化しやすくなるといえます。これを避けるためには、確実に外壁塗装のときに補修をする必要があるといえます。

外壁塗装のときにクラックを直すときにはそれなりの時間がかかりますが、おおむね外壁塗装全体を含めても2週間程度で終わるのが基本です。業者としても、その中でクラックを元に戻さなければなりません。

 

同様に修理をしたらよいのかを理解しよう

クラックの修理に関しては、すべて業者の方でおこなってくれますので注文者の方がおこなうことは一切ありませんが、それでも知識として知っておくのも悪くはないでしょう。

基本的にクラックが発生してしまった場合でも、何種類か修理の方法があります。例えば、2ミリから3ミリ程度しか亀裂が入っていない場合には、そのままパテで埋めておけば問題ありません。その程度の穴の場合には時間の経過とともに広がっていく可能性がありますので、果てで埋めてそのあと外壁の塗装をおこなえば十分といえます。

広がることだけを防げばよいと考えるべきです。ですが、5ミリ以上の大きさのクラックになっている場合にはパテで埋めるだけでは足りません。一度、サイディングやモルタルの部分を削り取り全体的に補修する必要があります。

 

クラックが発生する原因とは、紫外線や雨風の影響によるものです。これをそのまま放置しておくと、建物が劣化してしまう可能性がありますので早めに修理をしなければできません。修理をするときは、塗料を塗るときになりますのでそのとき同時にクラックが気になる場合は業者に伝えるべきでしょう。

伝えなくても、業者の方で把握している可能性が高いですので言い忘れたとしても特に問題はありません。クラックは大きさによって補修方法が違う点を知っておくとよいです。

 

 

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