DIYをする人が増え、外壁塗装も自分で行おうと考える人もいます。
しかし、外壁塗装は家を守るためにも重要なものです。
沖縄で外壁塗装を検討している場合、DIYと業者どちらが良いのか比較することで失敗を防げます。
沖縄は日本の中でも南西部に位置し、特有の気候のために外壁の劣化への影響がみられます。
業者に依頼することで気候にあった外壁塗装を行えます。
沖縄の気候による住宅環境や外壁塗装のポイント
外壁塗装は気候の影響を大きく受けます。
沖縄は日本でも平均気温が高く、一部は亜熱帯に属しているため降雨量が多く毎年のように大型台風がきます。
そのため沖縄の住宅は、木造住宅ではなく鉄筋コンクリート住宅がほとんどです。
鉄筋コンクリート住宅はひび割れや変色、汚れ、チョーキング、シーリング材などの劣化症状が現れます。
このような症状を放置しておくと、雨漏りや鉄筋のさびなどにつながり家全体の劣化にもつながります。
なるべく早く対処した方が良いです。
外壁塗装をするときのポイントは、気候に合わせた塗料を選ぶことです。
1年を通して暑い日が多いので遮熱塗料を使用した方が良いです。
遮熱塗料は、太陽光を効果的に反射して塗装表面の温度上昇を抑える機能があります。
また、沖縄で多いのが屋上のある家です。
屋上があることで屋根の傾斜がなく、雨漏りを防ぐための防水工事が必要です。
防水工事には液体状のウレタン樹脂を塗り、継ぎ目のない防水層をつくります。
他にもアスファルトを含んだ繊維シートを貼りつける工法があります。
外壁塗装をDIYで行うメリットとデメリット
DIYで行うことの大きなメリットは、費用の節約になります。
業者に依頼するよりも、塗料や道具代だけですむので安くできます。
また、自分ですることで達成感や愛着も出てきます。
DIYが好きな人なら外壁塗装を楽しくできるので趣味と実益をかねられます。
外壁塗装の業者は多く、どこを選んで良いか分かりません。
また、自分たちで行うことで業者の選定する手間もなく、悪徳業者などによるトラブルにも巻き込まれなくてすみます。
人によっては知らない人が自分の敷地に入ってくることに抵抗があります。
DIYならそういったストレスをかかえることもありません。
デメリットは、素人とプロの技術の差で出来栄えも違いが出てきます。
塗装は慣れないと、塗りむらが出る可能性があるからです。外壁塗装となると高所での作業も必要です。
慣れないことをすることでケガや事故につながる可能性があります。
自分ですることで仕事などの合間にするため、時間がどうしてもかかってしまいます。
外壁の劣化状態によっては早急に対処が必要な場合があります。
外壁塗装をするなら業者をおすすめする理由
外壁塗装を業者におすすめする理由は、自分で塗った直後は大丈夫でも時間が経過するとさまざまなトラブルが出てきて結局業者に依頼することになる可能性があるからです。
費用を抑えるためにしたつもりが、余計に費用がかかってしまうことになります。
外壁の劣化の状態によってはプロでないと難しいこともあります。
応急処置程度なら自分でできますが、根本から問題を解決するためにはプロの技術が必要になるからです。
外壁塗装の道具はホームセンターに行けば揃えられますが、塗料に関しては業務用と家庭用があります。
プロと同じ道具を揃えても耐久性などの面では、技術によって差が出てしまいます。
また、外壁塗装をおこなう際に状態を正しく判断する必要があります。
そのためにはプロによる診断が的確です。
まずは業者に現状を見てもらい、どんな工法が最適なのかアドバイスをもらった方が良いです。
間違った工法で行うと家にとってはよくありません。
きちんとした施工により、家を長く良い状態で維持できますし、家の見栄えも良くなります。